数え上げる問題と戦略

数的処理の中には発想力ではなく根性が試される、数え上げるタイプの問題があります。

代表例は場合の数、確率、パズル、図形の個数、数列規則性といったところでしょうか。先ほどUPした超簡単な問題⑦も数え上げるタイプの問題です。

この手の問題は解くのに時間がかかる反面、時間さえかければ正解できます。

これをデメリットと捉えるか、メリットと捉えるか。

人によって分かれます。

例えば数的処理が得意な人であれば、ムリして時間を割かずに捨ててしまい他の問題で稼ぐかもしれません。

一方で数的処理が苦手、厳密には数的処理はなんとあ4~5割正解して足を引っ張らないようにしようと考えている受験生であれば、他の解けない問題を諦め、時間をかけてでも確実に1点取りにいく戦法になるでしょう。

数え上げるタイプの問題は、ある意味合格を左右する要素を持っていますので本番での対応を考えておいてください。


柴崎直孝の公務員試験研究所「柴研」|数的処理・自然科学

公務員採用試験で出題される重要科目「数的処理」を中心に、勉強方法、問題・解説などを発信しております。 ごくたまに、私的なことを書いたりもします。