「しぼる」と「けずる」の違い

私は「しぼる」という表現があまり好きではありません。

私の体型の話じゃないですよ(笑)勉強範囲の話です。

頻出分野に絞って勉強したところで、その分野の難しい問題が出たら解けないからです。

いっぱい勉強したところが難しくて、捨てたところが簡単で他の受験生は正解している。

考えただけでゾッとしますね。しかしこれは現実的に起こりえることです。

そうならないためにも、苦手なところも少しは勉強して簡単な問題程度は正解できるようにならなきゃダメです。

ですから僕は「しぼる」という表現があまり好きではありません。

では、全部の範囲をまんべんなく勉強する必要があるか?それは無理でしょう。

ですから不人気分野は「けずる」必要があります。

例えば特別区では「論理」は出ないから「けずる」

例えば「最大最小」は不人気なうえ、ゴリゴリの数学だから「けずる」

なんて感じです。

人気分野に絞るのではなく、不人気分野を削ることが正しい勉強方法なので甘い言葉に惑わされないようにしてくださいね。

柴崎直孝の公務員試験研究所「柴研」|数的処理・自然科学

公務員採用試験で出題される重要科目「数的処理」を中心に、勉強方法、問題・解説などを発信しております。 ごくたまに、私的なことを書いたりもします。