絶対正解したい症候群①

どんな勝負事にでも言えますが、敵の本質を見極めて対策することは当たり前のことです。もちろん公務員試験も例外ではなく、心構え(メンタル)と戦略が大事です。しかしながら、こういった対策を軽視している人は多いです。

一生懸命勉強すれば出てくる問題がいっぱい解けて合格するなんて思っていませんか?

はっきり言って甘いです。

メンタル、作戦次第で合格水準に達していない受験生が合格する例はいっぱいあります(裏を返せばメンタル対策を怠り涙を飲むこともあります)。

今まで勉強してきたことを試験場で発揮するためにもメンタル対策を怠ってはいけません。

今後、私のブログでもメンタル対策の重要性、具体例を紹介していきます。よろしければ参考になさってください。

今回は「絶対正解したい症候群」について紹介します(長くなるので数回に分けます)。ちなみにネーミングは僕が適当につけました(笑)


「苦手な「速さ」、あれだけ勉強したんだから絶対に正解したい!!」

「数的処理が苦手だから得意な日本史を絶対に正解したいんです!」

と、理由は様々なれど「絶対に正解したい」という気持ち、はっきり言ってダメメンタルです。

公務員試験(特に教養試験)はほぼ100%満点がとれません。理由は見たことがないような難問奇問が出てくるからです。

その難問奇問が「あれだけ勉強した「速さ」」や「絶対に正解したい日本史」である可能性は十分に考えられます。

あれだけ勉強してきたものが解けないという現実はしっかりと受け止めて試験場に向かいましょう。

そうしないとどうなるか?

そこについては次回のブログで書きますね。

柴崎直孝の公務員試験研究所「柴研」|数的処理・自然科学

公務員採用試験で出題される重要科目「数的処理」を中心に、勉強方法、問題・解説などを発信しております。 ごくたまに、私的なことを書いたりもします。