絶対正解したい症候群②

前回の記事で「『絶対正解したい』という心構えは良くない!」と提唱しました。

何がダメなのか?

一番は時間配分の失敗です。

「あれだけ勉強して得意になったんだから絶対に正解したい」と意気込んで試験に臨む受験生が結構います。

ですがどんなに勉強してレベルを上げても、それを上回る難問が出てくる可能性はいくらでもあります。

「絶対正解したい症候群」の受験生は、そんな難問に対してムキになり10分15分と時間をかけてしまい、他の問題に手が回らなくなってしまいます。

これが「あれだけ勉強したんだから絶対に正解したい」という心構えがもつ弊害です。

公務員試験は難問が必ず含まれています。あなたの努力などお構いなしです。

これは試験の本質であり、みなんが変えられるものではありません。

変わらなくてはいけないのはみなさんの心構えです。

「あれだけ勉強したんだから絶対解けない。」

ではなくて、

「あれだけ勉強しのに解けないということは難問だ。どうせ他の受験生も解けていないはずだから諦めて次の問題を解こう」

これが本番で持たなくてはいけないメンタルです。

これが出来ると出来ないとでは合格率に格段の差が生じます。

模試などを通じて心のトレーニングも欠かさずに行いましょう。

まだまだ伸びるよ!!





柴崎直孝の公務員試験研究所「柴研」|数的処理・自然科学

公務員採用試験で出題される重要科目「数的処理」を中心に、勉強方法、問題・解説などを発信しております。 ごくたまに、私的なことを書いたりもします。